35歳の幸福論

人と人の繋がりが希薄になり、個々人が自由になった結果、幸福とは何かわかりづらい世の中になってきています。

本書は臨象哲学というもので、この幸福について考えている書です。

ダイアモンドアップルという図形に幸福の各カテゴリを当て図形として幸福を考えています。この考えは面白いと思いました。お金では測れない幸福とはを俯瞰できると思いました。

ただ定量化はできないので、相対的に自分の幸福マップがどうなっているか時々見なおしてみるのは良いと思いました。

文はこのダイアモンドアップルに対して、筆者の経験談が語られる形で進みます。幸福論というには少し経験談のところが長すぎるように思いました。