成功者の告白

起業から5年成功していく主人公の人生を描いた物語です。前半はどのようなサービスで企業すればいいか、起動に乗るまでどうすればいいかが小説として描かれえいます。

起業を目指す人にはこの前半部分は大いに参考になると思います。後半にかけて起業した会社が大きくなっていく、その時に起きる様々なトラブルが描かれます。家業から企業へ脱皮する期間。会社が大きくなる過程で経営者も企業も変わらなければなりません。そのための試練が次から次へと襲ってきます。

最後は主人公が一回りもふた回りも大きくなって自分を取り戻していきます。

なかなか面白く一気に読むことが出来ました。下手な経営の本よりも役に立つことは間違いないと思います。

最近の本かと思いましたが初版は2006年でした。経営や企業の本質というのは変わらないのかもしれません。おすすめの一冊です。