どうも道路特定財源でおいしい思いをしている人々が多いようなので、天下りについて少し調べてみました。ウィキペディアによると「天下り」の語源は神が天界から地上に下ることを言うのだそうです。この時点でもう間違っている気がします。「金たかり」のほうがしっくり来ます。
天下りの発生する温床ですが、出世競争があり、官僚のトップが事務次官一人ということにあるみたいです。この出世競争に敗れると、早期勧奨退職慣行というもので、役所を辞めるのだそうです。公務員は終身雇用と思っていましたが、悲しい競争の中にいるようです。その受け皿として、天下りや政治家や秘書への転身があるようです。すなわち、X人同期で入省したならば、X-1人の天下り先が必要ということになるようです。
天下った結果、事務次官の生涯年収と天下った人の年収は同じような見合いになるようです。
中には天下れない人もいるようで、そういった人は職が見つからずワーキングプアになっているようです。少なくとも入省時は国家1種試験を受かるような優秀な人たちだったと思います。天下りをやめて、国民のために最後まで働いてもらったほうがいいと思います。その結果人件費が大きく上がるとしても、無理やり天下り先を作るような愚や無駄なお金がなくなると思えばいいと思うのです。
あらゆるところで官僚の作り出す、官製不況が起き始めています。早く官僚に安心して働いてもらえる仕組みにする必要があると思うのです。