特集は「食」の戦争というものでしたが、「著作権「補償金」と学者の不適切な関係 」というスペシャルレポートがありました。

詳細は下記にあります。
http://www.toyokeizai.net/online/tk/headline/detail.php?kiji_no=337&page=
著作権は当然守られるべきものだと思いますが、著作権がビジネスになり、利権になり、著作権者の意向や利用者の利便から離れていってしまうのは問題かも知れません。ましてや癒着を思わせるような事態は学者として避けるべきかと思います。
つまるところ、ITなどの社会変革により今まで著作権で食べてきた人が、CDの売上のように年々苦しくなってきていて、その利権を守ろうという感じがするのです。著作権を守り著作権者に適切な利益が配分されるような新しい仕組みが必要かと思います。その新しい仕組みの中には今まで著作権ビジネスで食べてきた人たちは入らないかも知れません。ただ現在のようないびつな形を治す必要はあると思います。そして日本の著作物を世界に売っていくような仕組みにしていくというのが前向きな考え方だと思います。
JASRACに告ぐという新書が出ています。
http://www.amazon.co.jp/JASRAC%E3%81%AB%E5%91%8A%E3%81%90%EF%BC%88%E6%99%8B%E9%81%8A%E8%88%8E%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E6%96%B0%E6%9B%B8-5%EF%BC%89-%E7%94%B0%E5%8F%A3-%E5%AE%8F%E7%9D%A6/dp/4883807401