情報の偏在化(その1)

インターネット上に情報が爆発的にあふれるようになり、情報の取得に対し、検索エンジンがトリガーとなるようになりました。
検索エンジンで検索するためにはキーワードが必要で、キーワードを設定するスキルによって情報にいかにたどり着くか決まるようになりました。
これにより、あらゆる情報が存在するにもかかわらず、情報が局所的、かつ偏在化しているような現象が多く見られるようになったと思います。
例えば、前略プロフのようなサイトは、若い人たちはほとんど知っていますが、大人は知らない人が多いことと思います。
○○の場合は情報が行くが○○の場合情報が行かないということが多くなっているように思うのです。
このような情報の局所化、偏在化の先にどのような未来があるのか考えているところです。
マスコミのマスは偏在化無く大衆に情報を伝えるよい手段であると思いますが、情報量が限られていることと、その情報のよしあしが、インターネット上で局所的に議論されるようになっています。
私の中でも結論の出ていない話です。また機会を見て考えてみたいと思います。ただ漠然と思っているのは、偏在化を起こすのはロジカルな理由よりも、エモーショナルな部分が多いように感じています。