いつもと違った方向から進んでいる薬のネット規制

一般的にネットとリアルの戦い(あちら側とこちら側の戦い)は創発的な事象から2chなどで煙が付き始め、ブログなどで取り上げられ、その後、ニュースサイトに取り上げられ、十分燃え上がって鎮火に向かう頃、テレビ等で取り上げられるという流れを踏むように思う。
最近の傾向では、匿名のブログからアゴラなどの実名ブログが主導権を持ちオピニオンをリードし、それに他のブログがついて行くという形も多くなっている。
新しい傾向として、医療薬品のネット販売規制の話がある。これは楽天が社をあげて話題をリードしている。何十万人の署名を集め、厚生省とやり取りしているが、なかなかパブリックコメントが生かされていないようである。
http://news.www.infoseek.co.jp/special/j-is/hotjournal_yakuji001/
また、Cnetも特集を組んでいる。
特集 : 医薬品ネット販売規制の現実 - CNET Japan
これは何を意味するのであろうか。今後、Yahooやアマゾン、Googleなどこの規制に反対と主張し始めるのであろうか?楽天とその周辺の独り相撲で終わるのであろうか。
ネット全体の意見として烈火の炎として燃え上がるのであろうか。今後近いうちに選挙があると思うが、争点としては世襲脱官僚、景気いろいろと言われているが、このネットを重視するかしないか、ネットの住人を大事にするかしないかと言う点も争点の一つになるかもしれない。