著作権の考え方

著作権法に未来はあるのか?|BLJ Online|Business Law Journal - ビジネスロー・ジャーナル
の記事にフェアユースという言葉が出てきました。
フェアユース - Wikipedia
"著作権者に無断で著作物を利用していても、その利用がフェアユースに該当するものであれば、その利用行為は著作権の侵害を構成しない。このことを「フェアユースの法理」とよぶ。"
ということだそうです。
Googleなどはたくさんの訴訟を受けていますが、このフェアユースということを主張しているそうです。
フェアユースの方がコピーライトよりも経済的効果は大きい - GIGAZINE
とのことでして、これから著作権を考えるときにフェアユースという考え方は一つのキーになると思います。それが著作権違反なのか公正利用のフェアユースなのかということに関しては、判断が難しいわけですが、集合知が役に立つと思います。
例えばYouTubeニコニコ動画著作権違反とされる動画がアップされるわけですが、これらの動画は著作権者からの指摘で動画を削除しているようですが、いたちごっこ的な状況でもあります。これがフェアかどうかは集合知によって判断されてもいいと思います。
ただ難しいのは相当なコストをかけて作った著作物(映画、音楽など)がアップロードされている場合もあります。これを2chの管理人のひろゆき氏がいうように、ねずみ小僧のような義賊と考えると、集合知的にはただで動画が見たいなどの経済効率性もありフェアと判断される可能性があります。いい映画、いい音楽などよいものを作るためには経済が周ることが必要で、義賊的な考えが全体を支配すると、最終的にいい映画、いい音楽がなくなっていくのかと思ってしまいます。
http://news.ameba.jp/weblog/2007/02/3418.html