Web 3.0では「作る」

昨年Web2.0がはやって、Web2.0が何なのか分からない間にWeb3.0という言葉が出てきました。バスワードですが、セールスフォースが語ったこの言葉、以外と本質をついていましたので紹介します。
Web 2.0は「使う」世界、Web 3.0では「作る」世界が実現する - ZDNet Japan

  1. Web1.0「見る」だけの世界
  2. Web2.0「使う」世界
  3. Web3.0「作る、自由に加工する」世界

と書かれていました。これは短く本質を表わした言葉であると思います。
私たちが提供しているP-Labも含めて研究の視点で考えると、元々インターネット(ブラウザ)の世界は研究論文を発表することが中心で発展してきました(見る世界:Web1.0)。その後、掲示板等作ったものを使いコミュニケーションをとる世界になってきました(使う世界:Web2.0)。そしてSNSやブログなどの情報発信がWeb2.0-3.0をつなぐような位置にあり、これからは作る世界(Web3.0)になってきています。私はこの「作る」を「創造」と考えています。そしてそれを叡知創発と読んでいます。
P-Labでは新しい研究論文を記述し発表することができます。新しい知を創造し発表して行く。色々な分野でこのような創発活動が盛んになっていき、人類の叡知が一つにまとまっていけばよいと思っています。