DropBoxが素晴らしすぎる

Web2.0クラウドが着々と私たちの生活の中に浸透してきています。これらは小売りやサービスというよりインフラですので、空気のようにあって当たり前の公共的な存在となっていきます。研究者が研究し論文を書くことを応援するP-Labも世界中の研究者に使ってもらえるインフラになるようにしていきたいと思っています。
http://www.acl-inc.co.jp/p-lab/top
最近DropBoxというのを導入しました。各所で絶賛されているようです。
Dropbox徹底解剖 - 一度使ったら手放せなくなる! オンラインストレージサービスの本命 | Webワーカー向け便利サービス | Web担当者Forum
何が素晴らしいのか。

  1. オンラインストレージですが、オンラインを意識させないこと。
  2. Mac,Linux,Windowsに対応していてローカルのホルダーのように見えること
  3. ファイルを保存すると各マシンに連絡が行くこと
  4. Webからも参照できること
  5. リビジョン管理ができること(古い版に戻せる)
  6. ファイルの公開機能があること

といった点、そして2Gまで無料(って無料でいいのかという気もしますが)。電気水道と同じでこれはお金を払ってでも使いたいと思いました。
技術の螺旋は回り続けます。DropBoxは概念的には新しいものではないのですが、人々の理解、技術、通信インフラ、要請、いろいろと時代にマッチしているようです。
2001年にはFusionOneという会社がありました。Palmのパソコンのデータを同期するというものでした。どこでも同じPalmのデータが同期できるということで新鮮だった記憶があります。日本法人にもお邪魔しまし、今後の展開を楽しみにしていましたが、ITバブル崩壊ので、その後すぐにに撤退。あの人たちへ今はどうしていることやら。
米fusionOne、PC間のデータ移動を簡略化するサービスを発表
ニーズ・ウォンツ・シーズ
http://licc.cocolog-nifty.com/yougo/2006/03/post_0d8d.html
といったマーケティングも重要になってくることでしょう。そういった意味だとまだまだP-Labには足りないところがあると思うのです。徐々に改善していきたいと思います。