論かどうかはさておき

堀江氏の著。でタイトルは新・資本論。壮大な話かと思ったのですが、対談とプラスアルファの書でした。2-3時間で読み終わります。中身はお金と信用の話や、起業についての堀江氏の考え方、レバレッジによって若者が損をしている話、起業化教育やゆとり教育など教育の話などいろいろでした。
比較的、納得できるというか当たり前的な話が書かれていましたが、「僕は月10万でも暮らしていける」というような下りは、高い賃貸に住んでいる人がいってもうーんどうだろうと思いました。また株式分割について、株主のためというようなことを書いてありましたが、株主のため「も」と思えてしまいます。
ただ、意外と純粋であれだけのパワーを持った人だから、だからこそわかる部分があるのかも知れないと思いました。いい意味で堀江氏の今後の書籍や発言を期待したいと思います。