今回のタイトルは、「マイクロソフトとアスキーを振り替って成功と失敗から学ぶ」

講師は同じくアスキーの創業者である西さん。

普通では聞けないディープな内容でしたので、エッセンスだけをまとめます。

初めは組織の文化の問題の話でした。アメリカ的な命令系統のはっきりしている組織と日本やベトナムのようなファジーな組織の違いが企業文化の違いに現れている。

会社は商品のように売買する
社長はヘッドハンティングでスカウトするのが普通

その後、マイクロソフトの日本法人の設立時の話になりました。

「皆、お金を貰って幸せなのだろうか?」という言葉が印象的でした。
やはり能力以上のお金は人生のバランスを崩すのだなと思います。

経緯的な話をすると、西さんの率いるアスキーが日本の雄として、マイクロソフトの国内総代理店として、アスキーマイクロソフト株式会社というのを作り、日本の窓口になっていたようです。

その後、マイクロソフトは日本法人を作るために、アスキーマイクロソフトから人を引き抜いた、西さんはアスキーに残ったということのようです。

また、人種のるつぼであるアメリカの企業の政治的な話、ブラインドカーボンコピーの文化の話は印象的でした。

後はMSのビジネスの現在までの流れの話があり、マイクロソフトからイノベーションが起きづらい現状が分かりました。

最後に、そんなアメリカの会社と付き合う方法について解説がありました。これはなるほどと思わせるものですが、ドライな割りきりが必要かも知れません。

ビルゲイツの説明で、防衛大臣財務大臣のような人というのは面白いと思いました。

勝つこととお金を優先するビルゲイツの姿をあらわしていると思いました。

まとまりのない文章ですが。この辺で。