やってみて始めてわかりましたが、以外と時間がかかるのです。

以前、http://www.acl-inc.co.jp/p-lab/の開発を行っている旨を日記に書いたのですが、日々進化しているので、その使い方を記録しYouTubeにアップロードして、開発者ブログに載せていますhttp://www.acl-inc.co.jp/wordpress/
動画については初心者ですが、まずはディスクトップの動画をとるので一苦労でした。DesktopCamというソフトを使っています。これを使うとavi形式で出力されます。大体1分程度で250MBほどあります。
これをYouTubeにアップロードするわけですが、アップロードの画面には

  • アップロードには高速接続の場合 1MB あたり 1 〜 5 分かかり、動画の変換には数分かかります。動画の時間は最大 10 分 1024 MBです

と書かれています。実際に20分程度かかります。実際にアップして思ったのですが、

  1. 動画の種類を問わず、YouTubeなどの動画投稿は大きな手間の上に成り立っている
  2. 世界中のこうしたアップロードを受付け変換し、公開するYouTube(Google)のサーバー技術力はすごい

と2つのことを考えました。今まで見るだけでしたが、違法合法を問わずみんな以外と苦労してデータを上げているのではないかと思いました。簡単にアップする方法を私が知らないだけかも知れませんが、例えばテレビの放送を違法でアップする人は、パソコンで受信し、録画し、編集し、アップロードするわけですので、大きな手間がかかっていると思います。このモチベーションは何なのかということは興味深いです。経済的な利益にもなりませんし、犯罪ですから、警察に捕まるかも知れません。既存の社会原理、経済原理からは超えた新しい何かがあるような気がします。このモチベーションや現象を著作権の問題だけで捕らえると何か間違うような気がしてなりません。
また、このYouTubeは、広告収入が主のようですが、あまり目立ちません。ネットワークのトラフィックに対応するためのバックボーン、高いサーバーの処理負荷などを考えると、とても儲かっているようには見えません。将来に向けての投資活動の意味合いもあるのでしょうが、今は、経済原理を越えたところで経済原理を超えた人が利用しているということになると思います。その結果何が生まれるのか。知識や情報が簡単に手に入る、誰とでもコミュニケーションが取れるといった話以上の何かがあるような気がするのです。