タイトルに惹かれて買ってみましたが、以外といい本質を突いているような

集合知的な話がメインで、ある程度知った話がメインですが、タグというものが実は重要という論を広げたのは本書が初めてなように思います。なるほど奥付を読めば、慶応の国領先生のお弟子さんでした。
筆者はWebの進化によって、格差が是正され、みんなが好きなことを行い、生きていける社会が来ると考えているようです。この部分は最後の数ページしか書かれていないのでもう少し掘り下げて欲しいと思いました。それをもって菩薩というのは少し飛躍があるように思いました。
私も筆者の思うような世界が実現すればよいとは思いますが、みんながタグを付けるという行為が経済行為か、経済行為でないかはよく考える必要があると思います。
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