科学者の9割は「地球温暖化」CO^2犯人説はウソだと知っている

何かすごい本を読んだ気がします。本当かどうかは別ですが。結局CO2が地球温暖化の原因というのはメタボ＝85cm以上というのと同じようなところなのでしょう。当たりでもなく遠くもなくというところだと思います。
筆者は地球温暖化の原因が主に太陽活動にあると述べています。太陽活動は黒点の数で11年で増減を繰り返します。極性の変化も考えると22年の周期をもっているといえます。この11年の周期と地球温暖化の関係は日ごろの実感としてないように思いますし、筆者も11年周期とは相関がないといっています。そのため私は現在の地球温暖化は主に人間活動にもたらされるものと考えていました。そしてその人間活動の中心にいるのが石油であり、その石油を燃やすことにより出る二酸化炭素が地球温暖化の主たる原因になっていると考えていました。これはきわめて分かりやすい図式で、CO2を削減することが唯一地球温暖化を食い止めることなのだという論調になっていくわけです。
筆者は11年周期とは別にもっと大きな50年‐60年の周期が太陽にはあり、これが気候に影響を与えていると述べています。確かに気候変動との相関を見ると良く一致しているように見えます。この説を採用すると地球はこれから寒冷化に向かうと筆者は指摘しています。
どちらが本当か分かりせんが、科学者は科学で客観的に会話をして欲しいと思いました。
後半は世界政府の樹立など、壮大な話になっていきました。面白く読みましたが、政治的な主義主張よりも科学的な論争がもっと必要だと思いました。
そういえば今日は涼しいです。今年の夏も暑かったですが、地球寒冷化の影響でしょうか・・・