誠実であること

アドビから、「【アドビ】アドビ製品に関する調査ご協力のお願い」なるアンケートの依頼メールが来ました。QUOカードも当たることですし、日ごろ使っている製品ですので、アンケートに答えるためにURLをクリック。
表示された画面は、SSLの証明書の有効期限切れ。おーぉーなんと初歩的な失態。前回も似たような失態がありました。前回はメールが到着して30分以内にアクセスしたところ(あなた専用のURLというリンクに)。このアンケートは終了しました。とでました。おぉー今回は手を変えてきたなとちょっと面白かったです。SSLの有効期限切れとかは通信は暗号化されるので、大きな害があるわけではないと思うのですが最近のブラウザは認証を受けていないSSLや有効期限切れのサイトはなんとも危険なサイトのように表示されますので、インパクトは大きかったです。
これはアドビが悪いというより、委託会社のミスだと思います。
http://www.infinity-dimensions.com/blog/archives/adobe_enquete_spam.html
ネットでもワンクリック詐欺ではないかと不審に思っている人がいるようです。
確かに、メールアドレスなど簡単に偽装できますし、アンケートのURLがアドビでないというのは致命的で危ない匂いが感じられます。少なくともURLはアドビにするか、アドビのサイトから移動するようにしないといけないですね。
【アドビ】アドビ製品に関する調査ご協力のお願い - Google 検索
ググると皆さん同じ思いのようです。あー何ということでしょう。アンケートに協力するような人はアドビ製品を購入して使っているお客さんなのに、お客さんが離れていってしまいそうです。
アンケートなどアドビで簡単に作れそうですが、外部委託せずかっこよくFlashAirで作ってアンケートを実施すればいいのになと思いました。製品のアンケートをする前に、アンケートの実施方法のアンケートが必要ですね。
ここまではブログネタなのですが、メールに書かれている問い合わせ先に、状況を送りました。すると30分位して電話が。また先物取引とかの営業かと思いましたが、アドビの担当者の方からお詫びの直接電話がかかってきました。特に怒っていたわけでもないし、状況を説明し、既にアンケートには答えた旨はなしました。向こうも状況を確認して有効期限切れは対応しているみたいでした。
こういうトラブル時はやはり電話対応など、コミュニケーション距離が近い手段が有効だと思いました。面会→電話→FAX・Email→マスの順だと思いますが、一人当たりのコストは距離が近いほど高くなります。そこでバフェットの教訓を「トラブルを解決するより、トラブルを事前に避けるほうが簡単だ」といった話があったことを思い出しました。
話題は変わって昨日、Ext.JSの勉強会に行ってきました。
第9回Ext JS/Ext GWT勉強会(2009/03/18)
ライセンスの話等気になっていたので参加してよかったです。業務用とでかなり有効だと思いますので、来年辺りからばばーと広まればいいなと思っています。
http://www.acl-inc.co.jp/p-lab/
でも、Ext.JSを使っています。参考文献の管理の部分で使っていて、かなりリッチに使えるようになっています。