CakePHP祭りで事例発表をしてきました
http://matsuri.cakephp.jp/
実はOSSの集まりで話をするのは初めてでして、ホント何話して良いか分からなくて、この資料で大丈夫かなとか、レベル高かったらどうしようとか深夜まで資料を手直しての傘下でした。
発表は事例紹介なので、P-LabというCakePHPとExtJSを利用したTexによる論文執筆サイトの説明でした。
http://www.acl-inc.co.jp/p-lab/
結果として、参加できてよかったです。国内の人はみんな良い人で、海外のデベロッパーの人とも話が出来たし、運営してた人、参加していた人、ほんとアリガトウ。
会社をやっている関係上、普段は経営的なつながりしかないので、そういったしがらみから外れて付き合えるのは良いですよね。その辺の感想をまとめてみたいと思います。
第一印象
元々私もMacからパソコンライフに入ったので、今でも自宅はMacを使うのですが、Macを使っている人が多かったです。7-3か6-4でMacですね。使いやすいし、中身BSDだし、Windowsも動くからかも知れません。基幹系の企業さんとかに行くとMacは一台も無いので新鮮でした。
次にiPhone率高が高かったです。Androidの集まりでもiPhone率が高いのですが、彼らはアーリーアダプターであると考えて、この調子で進みますと、2-3年後は日本の折りたたみの携帯電話をオモテに出すのが恥ずかしい状況が生まれるかも知れません。
ちなみに私の属性はイノベーターでして、
と初期段階で新しい技術を適用していくことが好きです。だから儲からないのですが。
CakePHPと安藤さんが日本OSS奨励賞を受賞しました!おめでとう!!。ということで、CakePHPはマスクリティカルに達し、アーリーアダプターから、アーリーマジョリティ?移行し、ビジネス的な普及期に入ったと予想できます。これからPHPの開発=CakePHPとなる時代になると予想します。
2009年度日本OSS貢献者賞、授賞式を開催 − @IT
アーリーアダプター(あーりーあだぷたー) - ITmedia エンタープライズ
こういった時代を支えるのは、若いみんなです。参加していた人の年齢は幅広かったですが、割合でいうと若い人が多かったです。彼らがCakePHPを使って生産性を高め世界市場を見据えたビジネスを展開していったら、と思うとワクワクしてきます。
次のびっくりは、こういった集まりでは会社は意味が無いことが分かりました。一昔前は会社の看板で生きている人が多かったわけです、私が通常伺う会社さんも会社の看板が無いと画一的で生きていけない人たちです。
CakePHPのこの集まりでは、会社はあまり関係なく、自分が何者なのかが重要で、そのために多くの人が
- ブログでの情報発信
- twitterのアカウント
を紹介していました。
会社の看板無く生きていくことの出来る社会というのは重要です。水平分業的な集まりになればビジネス的な動きも出来るかも知れません。
懇親会では3階層の大きなCakeが出てきました。このCakeはきちんと切り込みが入っていました。
なぜ、CakePHPと呼ぶかというのをコアデベロッパーの人に聞くことができました。MVCでCakeのように層が分かれているからとのことでした。実際のCakeを見ながらなるほどなと思いました。